よしえ通信Vol.10「未来を創る子供たちを育てる。」

学校帰りの小学生が、ランドセルを玄関に投げ出して遊んでいます。
そこは、名張市内の某市民センター。年齢や世代を超えた人達が、途絶えることなく訪れます。その地域では、小学生160人程が所属するクラブがあり、毎月いろんな催しが開催されます。自然を体感するホタル鑑賞会・大人の社会を勉強する工場見学や祭り出店。市民センターの中庭を利用した、1泊2日の合宿。合宿では、竹を使った飯ごう炊飯でご飯を炊きます。焼けた竹の香ばしい香りがご飯に付き食欲をそそるようで、日頃、おかわりをしない子でも、その時だけは、2杯・3杯とご飯をおかわりするそうです。

私達の身の回りには、沢山の電化製品が溢れ、不自由のない毎日を過ごしています。それは幸せなことです。しかし、便利になり過ぎた反面、炊飯器が無いと、ご飯も炊けない人が沢山いるのでは無いでしょうか?

そこで私は、物が無くても何かを代用して事にあたることが出来るような、柔軟な考え方を持った方を1人でも増やせるような活動を支援したいと考えます。遊び1つとっても同じことで、ゲームしか遊び方を知らない子供ではなく、自分で遊び道具を作れるように、沢山の切り口を持てる子が、将来、日本の未来を創っていくのではないかと考えます。昔ながらの生活の知恵を知識として身に付け、更に柔軟な考えを持って、未来を創っていける子供を育てる活動を足立よしえは応援します。